【2013年5月号掲載】
シリーズ第31回 春の行楽シーズンをより楽しく
春のお出かけで身も心も健康に
ようやく春めいてきて、一気に花が満開になるこの季節、お花見に出かける方も多いのでは?
今回は、ちょっとした知恵と工夫でお花見を楽しく過ごすためのヒントを紹介します。
北海道のお花見スタイル
本州と異なり、北海道は桜も梅もほぼ同時期に開花します。
日本気象協会のホームページによると、
今年の札幌の桜の開花予想日は
平年よりやや遅い5月5日頃だそうです(2013年4月12日現在)。
北海道でのお花見というと、欠かせないのが
郷土料理・ジンギスカンです。
満開の桜や梅など、春の花を愛でながら
賑やかに楽しむ様子は春の風物詩であり、
ここから北海道の春が始まると言ってもよいでしょう。
町内会やPTAの集いなどでジンギスカンを楽しむことも多い
「お花見でジンギスカン」の効能
「健康のため肉類を控えている」という方もいるかと思います。
しかし羊肉は高タンパク低カロリーで、
非常に栄養価に優れた食品です。
コレステロール値を下げ動脈硬化や血栓を抑える
不飽和脂肪酸をはじめ、亜鉛やカルシウム、
脂肪燃焼を促進させるカルニチンやビタミンB群も豊富に含みます。
玉ねぎやピーマンなど野菜も一緒に摂取すれば、
栄養バランスも整います。
また、満開の花とともに、親しい人たちと語り合って
楽しく食事を楽しむことで、コミュニケーションをはかり、
心身ともにリフレッシュ効果も期待できます。
但しこの時期はまだ気温が低く、夕方等は冷え込みも予想されます。
ジャケット類や使い捨てカイロなどを持参し、
急激な寒さにも対応できるよう、対策を怠らないよう注意しましょう。
デリバリー内容の一例(受付は10名~)
〈 取材協力 〉
松尾ジンギスカン札幌北19条東店
飯田 忠大 店長
※デリバリージンギスカンの申込・問合せは
お電話などで (受付は10名~)。
住/札幌市東区北19条東8丁目3-2
TEL/011-711-2828 FAX/011-722-2983
デリバリージンギスカンの申込HP
http://www.2989.net/rental/
便利なサービスを活用
「ジンギスカンを楽しみたいけど、準備や後始末が大変で…」
という方におすすめのサービスがあります。
松尾ジンギスカンでは、お花見会場に
ジンギスカンのセット一式を届けるサービスを実施。
肉、野菜などの食材から鍋まですべて揃い、後片付けも不要。
札幌市内なら送料無料です(一部遠隔地は応相談)。
料金は1人前2,000円~、
オードブルやおにぎりがついた3,000円プランもあります
(5日前まで要予約、祝祭日等は早めの予約がおすすめ)。
便利なサービスで北国の春を満喫しましょう。
シニアのための法律相談所
【第31回】
越境した庭木の取り扱い
待ちに待った春。
梅や桜がいっせいに花開き、目を楽しませてくれます。
しかし隣家から自宅の庭に大きく枝を伸ばしている場合は、
日陰になったり、毛虫の被害があったりで困ることもあります。
こんな場合、隣家にその枝を切るように請求は出来ます。
しかし被害の程度が軽微だったり、切ることで隣家の負担が大きくなったり、
木が枯れたりの損害を被る場合は、
「権利乱用」として伐採を認めない判決もあります。
もちろん迷惑だからと勝手に切ったり、実った果実をとることは許されません。
ところで、隣家から竹の根が伸びてきて、顔を出した筍は取って食べてもいい。
と聞いたことはありませんか。
実際に民法で「隣地の根が境界線を越えてきた時は、根を切ることができる」と
定めています。
切り取った根の所有権は一般的には切り取ったものにあると考えられています。
しかし、これに反対する専門家もいて、
今までの判例もないため一概には言えないようです。
いずれにしても、隣家とのトラブルはないに越したことはありません。
普段から親しく付き合っていれば、ひと声かけるだけで
美味しい筍も喜んで分けてもらえそうです。
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TEL.011-281-5011 http://www.kmlaw.jp
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弁護士法人 小寺・松田法律事務所
代表 小寺 正史さん
1980年から札幌で弁護士活動を開始。
現在は弁護士10人以上を擁し、
各分野に幅広く弁護活動を展開。
事務所も札幌に加えて、岩見沢・滝川・苫小牧の
3拠点に開設しています。