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 “当たり前”の感覚で自分がやるべきことをしっかりやり続ける

北海道日本ハムファイターズ×地域新聞ふりっぱー

PLAYERS INTERVIEW

プロ野球史上初の通算300ホールド達成おめでとうございます。達成感はありますか?
それはまったくないですね。300ホールドを目指していままでやってきたわけではないし、本当に1試合勝つために必死に投げているだけですから。300しっかりできたか、というくらいです。自分で自分を評価するのはどうかと思いますが、「よくやったな」と、そこだけは認められますかね。
自分一人で達成できる記録ではないですね。
自分の前を投げる投手陣も、点を取ってくれる野手も、全員がその条件を満たしてくれないと記録できない数字。自分が代表して、(ホールドが記録される場面で)投げさせてもらっているという感覚です。
宮西尚生選手
積み重ねたことによる信頼がある一方で、それに応えないといけない、という自覚みたいなものはあるのですか?
自覚というよりも、それはもう”当たり前”という感覚です。歯磨きとか食事とかと同じで。しっかりしないといけない、ということまで越えちゃっている。やって当たり前、やれなかったら自分の責任。それが標準みたいなものです。
これからシーズンは中盤に入っていきます。
順位は1位と大きく離れない限り、そこまで意識する必要はないと思っています。まずは自分がやることをしっかりとやり続けて、5割をキープしていくのが大事だと思います。
ふりっぱー読者へのメッセージ

シーズンの中でもこれから大事な時期に入ります。ぜひ札幌ドームに足を運んでいただき、みなさんの声援でチームを後押ししてください。よろしくお願いします。

PROFILE

宮西 尚生(みやにし なおき)

1985年6月2日生。兵庫県出身。左投げ左打ち。
尼崎市立尼崎高校~関西学院大学から、2007年の大学生・社会人ほかドラフトで北海道日本ハムファイターズから3巡目指名を受け入団。2016年、2018年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。

宮西尚生選手