さっぽろ圏逸品発掘プロジェクト

石狩市 みさき食堂

浜ラーメン

素材の持ち味を生かす、元祖・浜の麺

4月~6月に新鮮な魚介を漁港で食べられる朝市でも有名な石狩市浜益区。漁港で水揚げされたホタテやウニ、エビ、イカなどをぜいたくに使った元祖「浜ラーメン」を生んだお店、「みさき食堂」がある。

浜ラーメンの誕生は35年ほど前。南茅部に住む友人から店主の元に贈られてきた昆布をラーメンに使ったことがきっかけだった。

浜ラーメン
透明なスープは驚いたことに豚骨ベース。10時間以上ゆっくり時間をかけてダシを取ることで、雑味のないスープに仕上げる。

長年培った和食の基本を守り、素材それぞれの味を生かすことを信念として、主役となる魚介は味の強いものを別に調理して丼へ。ごま油やにんにくなど風味が強いものはあまり使わない。

みさき食堂店主
店主は東京で修業した和食の料理人。昭和45~46年頃、地元浜益で食堂と民宿をオープン。その腕をふるい、多くの観光客を喜ばせる。

浜ラーメンは、店主の和食への強い思いと、地元の幸がぴったりと寄り添った浜益自慢の逸品だ。

みさき食堂
住所 石狩市浜益区川下
TEL 0133-79-2504
営業時間 10:30∼19:00
定休日 不定休
記事一覧へ