さっぽろ圏逸品発掘プロジェクト

花と緑の中に佇む一軒家で昼食を

国道36号線の恵庭バイパス沿いにあるガーデニングと花苗のショップ「サンガーデン」。その敷地内にある一軒家が「カフェティーズガーデン」だ。「15年前にできた当初は休憩所でしたが、常連さんたちの要望に応えるうちにカフェになり、そのうちランチも提供するようになりました」と、笑顔で話す店長の山口さん。

カフェ利用者の多くは、花を見るついでに立ち寄るが、最近はランチを食べるついでに花を見る客も増えている。評判のランチはバイキング形式で、魚と肉が各1品と、野菜が10品ほどの家庭料理で構成され、毎日食べても飽きがこない。特に野菜は、近所の農家から朝直接仕入れており、本来の新鮮な美味しさが味わえる。

豆乳から豆腐を作るなど、そのアイデアの豊富さに「レシピを教えて欲しい」という声も珍しくない。「姉は造園設計、妹は花苗の卸と販売、私は花のことがわかっていないのでカフェ担当なんです」という山口さんだが、作る、ということに向き合うDNAは引けを取らないようだ。