第5回目を迎える『ふりっぱーPICK UP ARTIST』。
今回登場していただくのは、「風船の魔法使い」こと、バルーンアーティストのエリサさん。
2007年からバルーンアートを学び、翌年にはプロデビュー。
現在では、パフォーマンスから店内ディスプレイまで、年間100本以上の仕事をこなすという、超多忙な彼女にバルーンにこめられた想いを語っていただきました。
アーティストプロフィール
北海道出身。
高校で演劇を始めたことをきっかけに、役者からイベントの司会、CMモデルなど幅広い表現活動を行う。
2007年よりバルーンアートを始め、翌年の2008年よりバルーンアーティストとして活動を開始する。
現在では、NPO法人ホスピタルクラウン協会・クラウンへのワークショップへの参加など、活動の幅をさらに広げている。
2009年からは独自の活動として、『世界にバルーンアートを配ろうプロジェクト』を開始、フィリピンや中国でバルーン教室を開催している。
Interview
バルーンを学んで6ヶ月でプロデビュー
―バルーンアーティストを目指したきっかけを教えてください。
これまで、舞台に関わる仕事をしていたこともあって、人と接したり物を作ることが好きだったんです。バルーンアートも最初は趣味のひとつでしたが、私が作ったバルーンを知人にプレゼントしたときに、とても喜んでいただいたことがあったんです。その感動と喜びは、私が今まで行った活動の中で、1番ダイレクトに心に響くものでした。これが、プロになろうと思ったきっかけですね。
―バルーンアートはどのように学ばれたのですか。
パフォーマーの方に先生になっていただいて、そこで教わりました。初めて作品を販売したのは、教わってから3ヵ月後のことでした。さらにその3ヶ月後にはバルーンアートに関する仕事のご依頼をいただくようになりました。
―3ヶ月でデビューというのは早いですね。
お金をいただいたという点では3ヶ月でデビューなのでしょうが、私の中ではパフォーマーとしてステージに立って、お客様を喜ばせることができた、6ヶ月後がデビューだと思っています。
パフォーマーからアーティストへ
―現在はパフォーマーからアーティストへと活動の幅が広がっていますが、芸術としてバルーンアートをどのように捉えていますか。
バルーンってお子様向けって思われがちですけど、私は大人でも十分に楽しめるものだと思っています。バルーンはカラフルでポップなものだけではなく、シックで高級感のあるものも表現できます。その可能性を広めていきたいですね。
―アーティストの活動として百貨店のディスプレイなども行っていますね。
大きい空間を低コストで華やかに彩ることができますし、バルーンはすぐに消えてしまうはかなさがあります。それだけに、人々の思い出として心の中に残りますから、その点でもディスプレイには適しているのかもしれませんね。
バルーンで世界に笑顔の連鎖を
―アーティスト以外にも『世界にバルーンアートを配ろうプロジェクト』を立ち上げて活動されているそうですが。
これまでに、フィリピンと中国を訪れて施設や学校でバルーン教室やパフォーマンスを行ってきました。「世界のどこかで苦しんでいる人たちのために、笑顔を増やすことができないか」という気持ちがきっかけです。今日、私が笑顔にしたあの人は、明日、誰かを笑顔にするかもしれません。誰かは、誰かを笑顔にし、いずれ私の大切な人を笑顔にすると思うんです。だから、世界中の笑顔を増やす活動を立ち上げたんです。
―最後に今後の抱負をお聞かせください。
バルーンアートは、笑顔の連鎖を引き起こすための最適なツールです。これからもパフォーマンスやディスプレイなど、バルーンを通じてさまざまな可能性を追求できればいいなと思っています。
取材後記
バルーンアーティストという肩書きを聞くと洋風な人物像をイメージしてしまいますが、エリサさんは物静かでおしとやかな和の方でした。
それもそのはず、エリサさんは日舞も学ばれているそうで、彼女曰く「すべてがパフォーマンスの勉強」とのこと。
ふりっぱーwebをご覧になっているみなさんの街にも、エリサさんが笑顔を届けに訪れるかもしれません。
その時はとびっきりの笑顔をみせてあげてくださいね。