2008年8月に創立した「サクラ・ドゥ・ノール」。代表取締役社長の八谷源吾さんがスイーツ事業を始めたのは、「文化は結局、食文化に行きつく」という信念からくるものでした。食べものに満ちあふれながらもストレスいっぱいの日常。そんな生活にちょっとした潤いを与えようと、北海道の大地の恵みを素材に使い、夢のある美味しいものを提供しようとしたのです。
社名の由来は「北の桜」を意味する仏語。桜を見ると春を感じて温かい気持ちになるように、同社のスイーツを食べて温かい気持ちになってほしいという願いが込められています。
生キャラメル作りから始めたサクラ・ドゥ・ノール。提供するスイーツは日常的に食べられるものを考えているそうです。現在、数ある商品のなかでイチオシなのがドーナツ。これは独特のもっちり感とサクサク感が特徴です。この食感を出すためチーフパティシエの八谷一平さんは昨年パリに留学し、重厚かつ、もっちりサクサク感もあるテキスチャー(食感)作りを勉強してきました。
また、砂糖は使わず生地本来の微かな塩味と、コーティングの甘さによるコントラストで美味しさを引き出しています。味は常時6種類以上で、どれから食べようかと嬉しい悩みも。このドーナツは工場で直接販売していますが、数に限りがあるのでお早めにどうぞ。
さらに、これは裏ワザですが工場直営ならではのワケあり商品・アウトレット品もあります。ただし、「売り切れ覚悟でご来店下さい」とのこと。
ドーナツ以外の商品のひとつに「トルッロ」があります。マドレーヌをチョコレートでコーティングしたユニークなスイーツです。他にも珍しい紅茶のラングドシャ「北の桜吹雪」などがあり、地元はもちろん、観光客へのお土産としても人気があります。まだまだ桜の季節には遠い今の札幌ですが、同社のスイーツでゆっくり待つのもいいかもしれません。

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