「カツゲン」の歴史は古く、1938年(昭和13年)に「活素(カツモト)」という名前で、傷病兵と軍需工場向けに栄養食品として販売されたのが始まりです。昭和20年頃には「活力の源」という意味を込めて「活源(カツゲン)」という名前になったとか。戦後は1956年(昭和31年)から雪印乳業(現・日本ミルクコミュニティ)より発売開始。漢字だった名称も、カタカナの「カツゲン」に変わりました。現在も北海道と東北の一部でのみ販売している、ご当地ならではの乳酸菌飲料です。
発売当初のカツゲンは小さいガラスビン入りでした。緑色のロゴと小さいビンを、今でも懐かしく思う方もいることでしょう。現在は全て紙パック入りになっています。
1979年(昭和54年)には「ソフトカツゲン」が登場。風味も従来よりさっぱりしたものに変わりました。また、果物の風味を取り入れた「ももカツゲン」「ぶどうカツゲン」「キウイカツゲン」なども登場しています。期間限定商品もあり、毎回楽しみにしているファンもいるそうです。
2005年(平成17年)12月、カツゲン発売50周年を迎えるにあたり、札幌工場内に小さな神社が建立されました。それが今なお人気の「勝源(カツゲン)神社」。お社の中央には、発売当初のカツゲンのビンが「ご神体」として祀られ、必勝お守りも販売されている本格的なものです。建立の際には同じ東区の札幌村神社が協力、神主さんが儀式を執り行ったそうです。
「ここを訪れた最初の参拝客は、受験生のお孫さんのためにお守りを…という年配のご夫婦でした。もう夕方で、閉める直前だったので、よく覚えています」(お客様センター・高崎貢課長)
同社では毎年、年末から年始にかけて、頑張る受験生の方々を応援するため様々なキャンペーンを行っています。今年も勝源神社や桜のイラストが入った期間限定のパッケージ商品を発売したり、合格祈願グッズが当たるプレゼントを実施。キャンペーンは1月末日まで開催されます。
「実は毎年、受験生の方をお招きして合格祈願祭を執り行っていたのですが、今回は新型インフルエンザの影響を考慮して行わないことが決まりました。その代わり、キャンペーンのグッズに力を入れていますので、振るってご応募下さいね」(高崎さん)
受験生のみなさん、ご利益があるといいですね。
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